淋菌の発見方法 | 教えて!淋病の治療方法~男性編

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淋菌の発見方法

淋菌はどうやって調べる?

淋病の可能性については自覚症状や性病への感染経路などから推測できますが、正式に淋病かどうかの確定は淋菌が発見できるかどうかで決まります。
淋菌は細菌となり、もちろん目には見えませんから専用の方法を使って調べます。
その方法とは性病検査となります。
淋病の感染部位は陰部か、もしくは喉になりますから、それぞれの部位の採取物を使って検査を行うのです。

その採取物とは陰部の場合は尿やおりもの、喉の場合は専用のうがい液となります。
これらの用意ができたら提出します。
病院での性病検査の場合は病院、市販の検査キットなど使っているときはそのキットについている提出用のパックに詰めて郵送します。
郵送先の情報などはキットにすべて書かれていますし、送り先などはすべて記入されているものが入っていることが多いため、あとは送るだけとなることがほとんどです。

詳細な検査は各機関で行ってくれます。
そちらの専用の検査により、もし淋菌がいるなら発見できるというわけです。
もし淋菌が見つかれば淋病になっている可能性が高いという判断になり、病院を通して検査を受けた場合、その結果を受けて正式に淋病との診断と治療開始となります。

検査以外に発見の方法はある?

性病検査を受ける以外に淋菌を発見して淋病かどうかを判断する方法はあるでしょうか?
これはほとんどないのですが、淋菌を直接発見はできなくても、自分の中に淋菌がいる可能性が高いと判断できる状況はあります。
それは自分が性行為などした相手に淋病が発覚した場合です。
その相手が病院などできちんと検査を受け、その結果淋菌が発見された場合、この方と性行為などした相手にも淋病がうつっている可能性があります。

このときは検査なしでも淋病の疑いがあると判断できます。
しかしこのような状況にあれば検査なしでも淋病との診断を受けられるわけではありません。
たとえ病院で症状や経緯を話してもまずは検査となるのが基本です。
それで正式に淋菌が発見されれば淋病との診断が出て、自分も治療開始となります。
病院によっては淋病の可能性が高いと医師が判断した場合、検査結果を待たずに薬の処方をする場合もないわけではありませんが、検査をしてから治療開始とする病院もあります。

この検査以外に淋菌を客観的に発見する方法はなく、医師に相談しても問診だけで淋病だと診断できることは少ないですから、淋菌を発見するにはまず検査を考えてください。
検査は性病科のほか、性病に対応できる泌尿器科、婦人科などで受けられます。