淋菌とは | 教えて!淋病の治療方法~男性編

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淋菌とは

淋菌とは

淋病とは何か、そしてその検査方法や治療方法は何かを知るには、淋菌がポイントになります。

淋菌とはなにかというと、淋病の原因になる細菌のことです。

つまりこの病気は細菌感染症の一つになり、淋菌に感染することで淋病になります。

性器に感染したとき男性なら尿道が患部になります。

そのほか喉、目、直腸なども感染部位になりますから、男性器さえ守れば感染しないわけではありません。

粘膜部分同士が接触したときには感染力が高く、相手にうつることも多いのですが、それ以外の方法でうつることはほとんどありません。

そういう意味ではあまり感染力の高くない細菌です。

淋菌の感染を防ぐには先にご紹介した部位同士の接触を避けるほか、指でそれら感染部位やそこの体液に触れるのも避けた方が安心です。

それができれば日常で感染する機会はそれほど多くありません。

ただ、淋菌は目に見えないうえに、感染しても症状がほとんど出ない場合があります。

女性の性器淋病、男女の咽頭淋病などがそうで、感染者にその自覚がなく、知らずに性的な行為に及んで感染を広げることもあります。

淋菌の有無は検査で調べられる

淋菌の有無は検査で調べられます。

男性の性器淋病なら尿検査、咽頭淋病ならうがい液の検査が多いです。

これらにより淋菌が見つかれば症状がなくても淋病と診断され、治療が開始されます。

見つからなければ淋病には感染していないということです。

このような検査なしでは性病を診ている医師でも診断が難しいため、淋病かどうかはまず検査を受けて淋菌が見つかるかどうかがポイントになります。

検査は性病を診ている病院、男性にとっては性病科や泌尿器科で受けられますから、淋病を疑っているときや不安なときは気軽に受けてみてください。

淋菌を調べる検査の注意点

検査の結果で淋病との診断が出れば以降は保険適用になるのですが、その検査を受ける費用にも保険が使えるかというと、これは受診時に症状があるかどうかです。

ある場合は保険適用、ない場合は自費診療になります。

すでに症状が出ている男性はいいのですが、喉の淋病など症状が出ない場合も多いです。

もしない場合は初診の診察と検査は自費になるため、受診前には必ず病院ごとに費用を調べておくといいでしょう。

淋病の治療方法

原因は淋菌という細菌ですから抗生物質が効果的です。

淋病の場合は注射や点滴を使って病院で抗生物質を投与されることも多いです。

これで淋菌を体内から除去できれば淋病も治ります。

ウイルスが原因の病気と違って特効薬がある病気ですから悪化する前に治療を受けるといいでしょう。