自覚症状なしでも淋菌感染はある?
自覚症状なしの場合
淋菌に感染したかもと思う出来事があったとき、それでも自覚症状なしだと感染したのか、していないのか、判断が難しいですよね。
症状がないなら感染もしていないのではと思えるでしょうが、もし淋菌に感染するきっかけがあった方は一度淋菌検査を受けることをおすすめします。
淋菌に感染しても症状が出るとは限らないためです。
特に女性では淋菌感染後、症状が出ないことが少なくありません。
そのため感染に気づかず、淋病に長期間感染したままとなり、不妊などの原因となる場合があります。
男性では尿道炎の症状が出る場合がありますが、やはり自覚症状なしとなるケースもあります。
感染したら必ず症状が出るとは限りませんから、感染する出来事があった方は検査を受けることをおすすめします。
自覚症状なしでも検査がおすすめのケースとは
自覚症状なしでも淋菌検査を受けた方がいいのは、たとえば自分が性行為などをした相手が淋病だったと判明した場合です。
淋菌は性行為、オーラルセックス、ディープキスなど性的な行為により感染します。
このような行為に及んだ相手に淋病が判明した場合、自分も感染している可能性があります。
このときはたとえ自覚症状なしでも性病検査を受けることをおすすめします。
ちなみに淋病は自然治癒することはあまりないため、最後に性的な行為をしてからかなり時間が経っていたとしても、以前自分が関係を持った相手などに淋病が発覚した場合、やはり淋菌検査を受けるのがおすすめです。
そのほか、淋菌検査を受けたいと思うことがあれば適時受けてみてください。
淋菌の検査方法
淋菌検査とはどんな方法になるかというと、性器に感染したものを調べる場合、男女で内容が変わります。
男性は尿検査、女性は陰部を綿棒でこするという検査になります。
尿検査はトイレに行って自分で尿を取って容器に入れ、病院に提出するという流れですが、女性の場合は医師や看護師が女性の陰部に綿棒を挿入してこするという手続きになる場合があります。
女性の方はそのつもりで検査を受けやすい服装で行くといいです。
検査の内容から男性にはされたくないと思うときは女医や女性看護師のいる婦人科など利用するといいでしょう。
喉の淋菌検査の場合は男女ともに専用液でうがいをし、その液を容器につめて提出するという検査になることが多いです。
自覚症状なしでもこのような検査は病院で受けられますが、保険適用は症状が出ている方のみとなるため、もし症状がないなから自由診療となることが多いです。
検査費用については病院ごとに変わるため、受診前に調べておくといいでしょう。