淋菌感染症の原因とは。
淋菌感染症の原因
淋菌感染症は細菌感染の一つとなり、どこかで原因となる細菌に感染しています。
その原因は主に性的接触です。
性病が性行為でうつるのは有名ですよね。
最近はそれ以外にもオーラルセックス、ディープキス、アナルセックスなどでうつる例もあります。
喉や直腸も淋菌感染症の患部になりえる部位です。
すでに感染している方となんらかの性的接触があると、男性の性器や喉などが感染し、淋菌感染症となります。
検査で感染した原因はわかる？
自分がまさか淋菌感染症になるとは思っていなかった方も多いですよね。
いつ、どこで感染したのか気になるでしょうが、これはもう検査でも調べられません。
検査でわかるのは淋菌感染症になっているかどうかです。
性病に詳しい医師でも問診や患部の診察などだけで診断はできません。
患部に淋菌がいるか検査で確かめることで正式に診断ができます。
本格的な治療もそこから開始となる場合もありますから、排尿時の痛みや尿道からの膿といった症状で性病科や泌尿器科を受診したとき、まずは検査となることが多いのです。
これで淋菌感染症かどうかはっきりしますが、検査でわかるのはそれだけとなり、その患者がいつ感染したのかといった原因はわかりません。
検査で陽性とわかったら、病気の潜伏期間などから逆算していつごろ感染したのかを個人的に推測するしかないのです。
心当たりが一つしかなければおそらくはそこで感染したのだとわかりますが、それが複数ある場合はどこで感染したのか、特定するのはかなり困難です。
特に男性の場合は女性が感染源となることが多いでしょうが、女性の淋菌感染症は症状が出ないことが多く、本人にも自覚がないことがよくあります。
余計に感染の原因を特定しづらい場合も多いです。
原因不明でも治療は可能
淋菌に感染した原因は不明でも検査が陽性なら治療は行えます。
淋菌感染症は抗生物質で治療できる病気ですから、医師の指示にしたがってしっかり治療しておきましょう。
このときにパートナーがいる方は二人一緒に検査や治療を受けることをおすすめします。
性的接触があるパートナー同士は性病も共有していることが多く、男性に淋菌感染症が発覚すれば女性も同じ病気の可能性が高いためです。
ちなみにカップルのどちらが先に淋菌感染症となっていたのかも検査などではわかりません。
男性が風俗などで感染していた可能性もありますし、女性は症状が出ないことからずっと昔から感染が続いていた可能性もあります。
いずれにしてもそれを特定するのは困難ですが、ひとまず淋菌感染症とわかったらしっかり治療しておくのがおすすめです。