性病の症状とは | 教えて!淋病の治療方法~男性編

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性病の症状とは

性病の症状

性行為などを通して感染する病気があることは有名ですが、それに感染するとどんな症状が出るのかはあまり知らない方もおられますよね。
いくつか代表的な性病の症状についてご紹介しましょう。

淋病

患者数の多い病気の一つです。
性器や喉など粘膜部分に感染します。
男性の性器に感染すると尿道炎が起こり、排尿時の痛み、違和感、かゆみ、不快感、尿道からの膿といった症状が出ます。
女性の性器に感染すると症状が出ないことが多く、感染に気付きにくい病気となるのが大きな特徴です。

症状が出た場合、おりものの増加、軽い不正出血などとなります。
オーラルセックスなどで喉に感染した場合、男女ともに症状が出ないことも多いですし、出たとしても軽い風邪のような症状が出るため、淋病の感染に気付きにくいのが特徴です。
症状が出なくても感染自体は起きていますから注意が必要です。

クラミジア

やはり患者数の多い代表的な性病の一つになります。
淋病と似た部分の多い病気となり、感染部位は性器や喉など粘膜部分となります。
感染したときの症状も淋病とよく似ており、男性の性器なら尿道炎の症状、女性の性器に感染すると症状が出ないか、出たとしてもおりものの増加や軽い不正出血など、症状が軽くて気づきにくい病気です。
喉に感染すると男女ともに症状が出ないか、軽い風邪のような症状となり、やはり感染に気付きにくいという特徴があります。

梅毒

梅毒に感染したときの症状はステージによって変わります。
感染初期の症状は、感染部位に痛みのない潰瘍ができるというものです。
この段階では症状が軽く、感染に気付かない方も多いです。
しばらく経つとその潰瘍は自然に消えるのですが治ったわけではなく、次のステージに進みます。

すると全身にバラ色の発疹が出るため、ここで異変に気付いて病院を受診する方が多いですね。
ここから先のステージに進む例は近年減っていますが、もし進んだ場合、全身にゴム状の腫瘍ができ、かなり痛々しい姿となります。
最終的には心臓や血管、中枢神経が侵されていき、死に至ることもあります。
放置すると怖い病気ですから必ず治療を受けるといいでしょう。

この症状は性病?

代表的な性病の症状をご紹介しましたが、性病はこれら以外にいくつもあります。
性病に感染する機会がある方で、性病なのではと気になっている症状が出ている方など、病院で相談するといいでしょう。
何科に行けばいいかというと、性病科、泌尿器科、婦人科などが窓口となります。
気になるときは気軽に受診してください。